デ・カイペルはブライトンと2030年6月30日までの5年契約を結び、今週末からプレシーズンの練習に合流しているという。
2000年12月生まれのデ・カイペルは、左利きの左サイドバックだが、チーム事情に応じて攻撃的なウイングやサイドハーフから、右サイドバックやセンターバックまでこなすユーティリティプレイヤーだ。2008年からクラブ・ブルッヘの下部組織に入団し、2020年2月にトップチームデビューを飾った。2021-22シーズンと22-23シーズンは国内のウェステルローに期限付き移籍で武者修行。クラブ・ブルッヘに復帰した23-24シーズンはリーグ優勝に貢献した。
2024年6月にはベルギー代表デビューを飾り、これまで10試合の出場で3ゴールを記録している。24-25シーズンはクラブ・ブルッヘでチャンピオンズリーグ・ラウンド16進出も果たすなど、まだ若いが国際経験は豊富だ。
そんなデ・カイペルの加入を受け、ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「クリエイティビティに定評があり、さまざまなポジションで能力を発揮している。マキシムは近年、ブルッヘでリーグ戦とカップ戦を制しており、若いにもかかわらず、明らかに勝者のメンタリティを持っているのは素晴らしいことだ。彼と一緒に仕事ができることを楽しみにしている」
ブライトンにとっては今夏の移籍市場で6人目の選手獲得となる。これまでにU-21ギリシャ代表FWチャラランポス・コストゥラスやイタリア代表DFディエゴ・コッポラ、U-19イングランド代表MFトム・ワトソンらを獲得している。
【公式画像】ブライトンがデ・カイペル加入を発表!