レアル・マドリードに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが、昨季までチームメイトだった急逝した元ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ氏への想いを口にした。

 今夏リヴァプールからレアル・マドリードに加入したA・アーノルドは5日に行われたFIFAクラブワールドカップ2025・準々決勝のドルトムント戦に先発出場し、1アシストを記録するなど、67分までプレーして3-2での勝利に貢献した。


 そんなA・アーノルドは試合後、3日にスペインで発生した悲劇的な自動車事故により、同乗していた弟アンドレとともに、28歳の若さで帰らぬ人となった昨シーズンまでチームメイトだったジョッタ氏について『DAZN』のインタビューで聞かれると、「彼は僕の良き友人だった」と語り始めながら、次のように心境を明かした。

「チームメイト、友人、家族だけでなく、僕にとっても、そして彼を知るすべてのサッカー界の人にとって非常に辛いことだった。サッカー界が一つになり、彼と彼の家族、そして、彼の弟に愛とサポートを示す姿を見るのは、とても感動的で心温まるものでもあった」

「辛いことではあったけど、皆の温かい気持ちを感じることもできた。家族にとって計り知れないほど辛い時期に人々が一つになり、愛とサポートを示してくれたんだ。僕は彼、彼の弟、彼の家族、彼の素晴らしい妻、彼の素晴らしい両親、そして彼の素晴らしい子どもたちとずっと共にいる。このようなニュースを目にするのは、本当に胸が張り裂ける思いだ。誰も予想していなかったことだからね」

「彼は本当に親しい友人で、彼がいると部屋が明るくなる人だった。5年間、彼とロッカールームを共にした。ピッチ内外で素晴らしい思い出がある。言うまでもなく、彼は誰からも忘れられないだろう。素晴らしい人間で、素晴らしい選手だった彼は僕たちの記録の中で長く生き続けるだろう」
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