同クラブはサウジアラビアの計画都市ネオムの建設・運営を行う『NEOM』によって2023年夏に買収され、2シーズン連続の昇格で3部から1部へと駆け上がった。
そして5日、ポーランド代表GKマルチン・ブウカの完全移籍加入、および元パリ・サンジェルマン(PSG)指揮官であるクリストフ・ガルティエ監督の就任を発表した。
ニースから完全移籍したブウカは移籍金1500万ユーロ(約26億円)での加入となり、4年契約を結んだ模様。現在25歳のブウカはチェルシーの下部組織出身で、PSGなどにも所属し、2022年夏から加入したニースで公式戦通算89試合に出場した。今夏には古巣チェルシーやプレミアリーグ昇格組のサンダーランド、マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得に関心を示していたようだが、サウジアラビアの新興勢力への移籍を決断した。
ネオムを束ねることになるガルティエ監督は現在58歳。サンテティエンヌで8年に渡り指揮をとった後、2017年12月に就任したリールでは2020-21シーズンのリーグ・アンを制覇。21-22シーズンにニースを率いた後、22-23シーズンはPSGを率いて自身2度目のフランス1部制覇を果たした。2023年10月からはアル・ドゥハイル(カタール)を率いていたが、昨季限りで退任していた。