ウェストハムは、トッテナム・ホットスパー(スパーズ)から届いたガーナ代表MFモハメド・クドゥスの獲得オファーを拒否したようだ。5日、イギリスメディア『BBC』が報じた。


 2000年8月生まれのクドゥスは、2023年夏に移籍金3500万ポンド(約69億円)でアヤックスからウェストハムに移籍。これまで公式戦通算80試合に出場し、19ゴール13アシストを記録している。

 クドゥスとウェストハムの契約は残り3年だが、クドゥスはチャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを希望しており、ウェストハムもオファー次第で同選手の退団を容認する構えだという。ヨーロッパリーグを制して来季のCL出場権を手に入れたスパーズのほか、チェルシーなど少なくとも「6つのトップクラブ」がクドゥスについてウェストハムに問い合わせたと、『BBC』は“有力な情報筋”からの情報として伝えている。

 そんななか、スパーズが5000万ポンド(約99億円)のオファーを提示したようだが、これがウェストハムに断られたようだ。クドゥスの契約には8500万ポンド(約168億円)の契約解除金が設定されているが、スパーズはこの金額以下での契約成立を目指している。
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