チェルシーに所属するポルトガル代表FWペドロ・ネトが、急逝した元ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ氏への想いを綴った。

 ジョッタ氏は3日、弟のアンドレ・シウヴァ氏とともにスペインで自動車事故に遭い、同乗していた弟のアンドレ氏とともに帰らぬ人となった。
28歳の若さで他界したジョッタ氏は、パートナーのルーテ・カルドーソさんと挙式したばかりで、2人の間には3人の子どもがいる。

 そんなジョッタ氏とネトは2019-20シーズンにウルヴァーハンプトンでともにプレーしたほか、ポルトガル代表でもともにし、6月に開催されたUEFAネーションズリーグでも大会制覇を経験するなど、親友関係にあった。

 そのような関係性から突然の訃報を受けたネトは、FIFAクラブワールドカップ2025・準々決勝のパルメイラス戦の前日練習を欠席するなど、精神的に大きなショックを受けていることが明らかになっていた。

 それでも、4日に行われたパルメイラス戦でネトはジョッタ氏と弟のアンドレ氏の名前が入ったユニフォームを肩にかけながらピッチに登場。先発に名を連ね、87分までプレーして2-1での勝利に大きく貢献を果たした。

 そして、試合後、自身の公式インスタグラムを更新したネトは、ジョッタ氏との写真を複数掲載し、「親愛なる友人ジョッタ。なんて男で、なんて夫で、なんて父親で、なんてパートナーで、なんて友人だったんだろう」と綴りながら、心境を明かした。

「あなたの愛らしい笑い声は、僕たち全員を笑い転げさせた。あなたから多くのことを学んだ。あなたがよく言っていたように『この世に幻想はない』。あなたは偉大な選手であり、これからもずっとそうあり続けるだろう。だから、僕たちはあなたを永遠に忘れない。
決して忘れないだろう。僕たちを見守っていてほしい」


【写真】ジョッタ氏への想いを綴ったペドロ・ネト


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