現在25歳のJ・フェリックスは2024年8月、チェルシーに2031年6月までの契約で完全移籍して2024-25シーズンに臨んだ。しかし、エンツォ・マレスカ監督の下で出場機会に恵まれず、今年2月にミランへとローン移籍。そして今年6月、期限満了につきチェルシーに戻ったが、現在も去就は不透明という状況だ。
J・フェリックスは、ポルトガルのテレビ局『CMTV』で「ブルーノ・ラージ監督(ベンフィカの監督)は僕のキャリアに大きな影響を与えた存在だ。彼がベンフィカの監督を務めていることは、僕の将来を決める上で重要なポイントだし、僕自身も故郷にいるべきだと感じている」とコメント。「ベンフィカは僕の故郷だ。いつか戻るつもりだけど、それが今なのか、数年後になるのかは誰にもわからない。でも、それがもし今なら幸せなことだ」と、時期は明らかにしなかったものの、ベンフィカへの復帰を示唆した。
そして、「誰もが知っている通り、ベンフィカは僕の心のクラブ。いつか必ず復帰するつもりだ。それが今か将来のことなのかはわからない。いくつかアイデアがある。
J・フェリックスは、15歳でベンフィカの下部組織に加入。2018年8月にトップチームデビューを果たし、2019年にはイタリア紙『トゥットスポルト』が欧州の年間最優秀若手選手に贈るゴールデンボーイ賞を受賞した。そして2019年7月、1億2720万ユーロ(約217億円)という移籍金でアトレティコ・マドリードへと移籍。しかし、移籍金に見合う活躍を披露できず、2023年1月にチェルシーへと、さらに2023年9月にはバルセロナへとローン移籍を繰り返していた。
【動画】J・フェリックスが初来日!