FC東京は7日、FC東京U-18に所属するMF北原槙とプロ契約を締結したことを発表した。

 2009年7月7日生まれで現在高校1年生の北原は、FC東京U-15むさしを経て、FC東京U-18に所属し、今年2月に第2種登録選手となった。
そして、3月1日に行われた2025明治安田J1リーグ第4節の鹿島アントラーズ戦で83分から途中出場を果たし、「15歳7カ月22日」での出場となり、日本代表MF久保建英(現レアル・ソシエダ)が持つクラブ史上最年少出場記録を更新するだけでなく、元日本代表FW森本貴幸氏(当時東京ヴェルディ)が2004年3月のジュビロ磐田戦で打ち立てた「15歳10カ月6日」というJ1史上最年少出場記録も更新した。

 ここまでJ1リーグで7試合、2025JリーグYBCルヴァンカップで2試合、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会で1試合に出場していたなか、プロ選手の条件である16歳の誕生日を迎えたことでFC東京とのプロ契約締結が発表された。

 プロ契約締結を受け、北原はFC東京のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「このたび、東京とプロ契約させていただきました北原槙です。幼い頃からの目標であったプロサッカー選手のキャリアをこのタイミングでスタートできることを嬉しく思います。これまで指導してくださった監督、コーチ、切磋琢磨してきたチームメイト、いつも応援してくださるファン・サポーターの方々、先生や友人、そして家族に感謝しています。年齢に甘んじることなくプロサッカー選手としての自覚と責任を持ち、東京の勝利のために全力を尽くしてプレーします。応援よろしくお願いします!」
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