「初めて一緒にやる選手がたくさんいるので、新しい風が吹いています。
6月下旬のスペイン女子代表戦は海外組、E-1選手権は国内組が中心のメンバー構成となった中、平尾自身も今夏アルビレックス新潟レディースからスペイン女子1部グラナダへの完全移籍が決定。「長い間お世話になった新潟を離れる決断をして悲しい部分もあるのですが、今は新たなチャレンジでワクワクしています」と話す。
7日には同じくE-1選手権に臨む石川璃音のエヴァートン移籍が発表となり、ウィメンズ・スーパーリーグ(イングランド女子1部)は多数の日本人選手が在籍するリーグとなった。昨シーズン、リーガF(スペイン女子1部)では小島美玖がグラナダでプレーしたが、まだまだ日本人女子選手にとっては“未開の地”。平尾は「イングランドには長年やってきた仲間たちがたくさんいるのですが、スペインはいい意味で甘えられない環境にある。スペインでも日本人が戦えるところを見せていきたい」と意気込む。なお、自身は「英語圏に行こうと思っていたので、英語を勉強していた(笑)」とのこと。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)