バルセロナは7日、元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの契約延長を発表した。

 昨年夏に現役復帰を決断し、正守護神不在のバルセロナを救ったポーランドの名手が新たな契約にサインした。
新契約は2027年6月30日までの2年間。来たる2025-26シーズンは、エスパニョールから加入したスペイン人GKジョアン・ガルシア、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとの熾烈な定位置争いに臨むこととなる。

 現在35歳のシュチェスニーはアーセナルやローマ、ユヴェントスで活躍し、2023-24シーズン終了後に現役引退を表明。しかし、テア・シュテーゲンが負傷で長期離脱することとなったバルセロナからの誘いを受け、昨年夏に1年間の短期契約を締結した。年明けに定位置を掴むと、最終的には公式戦30試合に出場し14のクリーンシート(無失点試合)を記録。出場したラ・リーガ15試合の戦績は14勝1分と無敗だった。

 シュチェスニーの活躍もあり、2024-25シーズンのバルセロナはラ・リーガ、コパ・デル・レイ(国王杯)、スーペルコパ・デ・エスパーニャを制覇。チャンピオンズリーグ(CL)では惜しくも決勝進出を逃したものの、ハンジ・フリック監督就任初年度での国内3冠を達成した。


【動画】契約延長が発表されたシュチェスニーのプレー集


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