ニューカッスルがノッティンガム・フォレストに所属するスウェーデン代表FWアンソニー・エランガの獲得に迫っているようだ。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 現在23歳のエランガは2015年夏にマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーへ加入し、2020-21シーズンにトップチームデビューを飾った。同クラブで主力定着とはならず、2023年夏にノッティンガム・フォレストへ移籍し、ここまで公式戦通算82試合で11ゴール21アシストをマーク。2024-25シーズンは公式戦43試合で6ゴール12アシストと存在感を放ち、チームの大躍進の原動力となった。

 そんなエランガだが、今夏にニューカッスルへ活躍の場を移す可能性が高まっているようだ。報道によると、これまで複数回に渡ってオファーを提示していたニューカッスルは5500万ポンド(約109億円)という移籍金でノッティンガム・フォレストと合意に達したとのこと。現在は支払い方法など細かい条件の調整が行われているが、契約の大きな枠組みはすでに完成したと見られており、メディカルチェックの実施に向けて準備が進んでいるようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ニューカッスルとノッティンガム・フォレストが移籍金5500万ポンド(約109億円)で合意に達したと指摘。移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、個人条件に関しても選手側と合意済みと伝えている。

 なお、イギリスメディア『アスレティック』のデイヴィッド・オーンスタイン氏によると、エランガはニューカッスルと2030年6月30日までの5年契約を締結する見込みだという。
編集部おすすめ