リヴァプールに所属するセンターバック(CB)イブライマ・コナテは、レアル・マドリードへの移籍を希望しているようだ。イギリスメディア『スカイ・スポーツ』が報じている。


 1999年5月25日生まれのコナテは現在26歳。母国フランスのソショー・モンベリアルでプロキャリアを始めた後、4年間在籍したライプツィヒで評価を高め、2021年夏にリヴァプールに加入。ここまでクラブ公式戦通算132試合に出場しているほか、2024-25シーズンはプレミアリーグでのキャリアハイとなる出場数を記録するとともに、リーグ優勝に大きく貢献。最終ラインに君臨する“壁”となっている。

 そんなコナテは、レアル・マドリードの動向を注視しているようだ。報道によると、リヴァプールとの現行契約が2026年夏に満了を迎えるなか、クラブ側からの延長オファーを拒否したとされる同選手は、希望する移籍先としてレアル・マドリードを挙げているとのこと。来年1月1日以降は自由交渉が解禁されるため、「自身の将来を左右する重要な夏」と併せて伝えている。

 対するレアル・マドリードだが、今夏の移籍市場でのCB補強は急務ではないと考えている、と指摘。というのも、すでにディーン・ハウセンの獲得を実現させているほか、ラウール・アセンシオとハコボ・ラモンの台頭、さらにはアントニオ・リュディガー、エデル・ミリトン、ダヴィド・アラバと揃っているからだ。そのため、現時点では「今後の展開を待ちつつ、リヴァプールでチームメイトとともにトレーニングに復帰する」と報じている。

 果たしてこの先、“白い巨人”に“心臓を捧げる”日は訪れるのだろうか。現行契約のラストシーズンに突入する、コナテの去就に注目だ。

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