トッテナム・ホットスパーへの完全移籍が発表されたセンターバック(CB)高井幸大が、川崎フロンターレに対して惜別のコメントを残している。
2004年9月4日生まれの高井は現在20歳。
川崎フロンターレの育成組織出身で、U-12から順調に各カテゴリーを踏破すると、2022年2月には高校2年生にして“飛び級”でプロ契約を締結。2023シーズンからはセンターバックの主力として活躍しており、2024-25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリートでも9試合でプレーし、川崎フロンターレの決勝進出に大きく貢献していた。また、昨夏にU-23日本代表の一員としてパリオリンピック2024に出場したほか、同年9月には日本代表デビューも果たしている。
イングランドの“名門”へと移籍する高井は、川崎フロンターレの公式サイトにてコメントを残している。
「川崎フロンターレに関わるすべての皆さん、こんにちは。この度、トッテナム・ホットスパーに移籍することにしました。川崎フロンターレではサッカー選手としてだけではなく、人としても成長させてもらいました。ACLE決勝でのあの景色は忘れることはないですが、サウジアラビアで経験した以上のものを見るために今回決断しました。そして、これからは自分の夢を叶えるために頑張ってきます。本当にありがとうございました!」