エヴァートンはビジャレアルに所属するU-21フランス代表FWティエルノ・バリーの獲得が決定的となっているようだ。8日、イギリス『BBC』が報じている。


 エヴァートンは、今夏の移籍市場でFWの再編を迫られており、長年チームの前線をけん引したイングランド代表FWドミニク・カルヴァート・ルーウィンが契約満了に伴い、クラブを退団。レンタルで加入していたアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤも所属元のチェルシーへ復帰した。

 前線の頭数が少なくなったエヴァートンだが、ビジャレアルのU-21フランス代表FWバリーの獲得に迫っているようだ。『BBC』によると、2700万ポンド(約53億円)の移籍金でエヴァートン加入が決定的となっており、メディカルチェックも予定されている模様。また、同選手とビジャレアルの間には3450万ポンド(約68億円)の契約解除金が設定されていたものの、エヴァートンはその額よりも低い金額で獲得できるという。

 現在22歳のバリーは、2022年夏に母国のソショーからベルギーのベフェレンに移籍すると、バーゼルを経て、2024年8月にビジャレアルへステップアップを果たした。加入初年度となった2024-25シーズンは、リーグ戦35試合に出場し、11ゴール4アシストを記録。5位に導き、UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献している。
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