現在21歳の鈴木は、帝京大学可児高等学校から2022年に湘南に加入。加入3シーズン目から徐々に出場機会を増やすと、今シーズンはリーグ戦21試合に出場。6月10日に行われたFIFAワールドカップ26アジア最終予選のインドネシア代表戦で日本代表デビューも果たした。
コペンハーゲンへの移籍を受け、鈴木は「非常に競争の激しい環境で成長できる素晴らしい機会となります。ヨーロッパでプレーすることはずっと僕の夢だったので、この機会をもらえてとても感謝しています。新しいチームメイトに会い、コーチングスタッフから学び、クラブと街のためにすべてを捧げることを楽しみにしています」とコメント。欧州での新たな挑戦に向けた意気込みを語っている。
なお、コペンハーゲンは2025-26シーズンのUEFAチャンピオンズリーグの予選2回戦から参加。3次予選、プレーオフと勝ち進めば、本選に出場することになる。
また、鈴木は湘南を通じて以下のコメントも発表。クラブへの感謝とシーズン途中で離脱する複雑な胸中を述べつつ、新天地での活躍を誓っている。
■鈴木淳之介コメント
この度、デンマークのFCコペンハーゲンへ移籍することを決断いたしました。
高校を卒業してからの3年半、本当に多くの方々に支えていただきました。
自分をここまで成長させてくださった監督をはじめ、スタッフの皆さま、そしてチームメイトには感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、どんな時も応援してくださったサポーターの皆さまには、直接お礼をお伝えすることができませんでしたが、心から感謝しています。
チームが苦しい状況の中での移籍となり、大変心苦しい思いもありますが、自分の夢を叶えるために何が最善かを考え、この決断に至りました。
次にサポーターの皆さまとお会いする時には、より成長した姿をお見せできるよう、この選択を信じて全力で頑張ってきます。
このクラブでプロキャリアをスタートできたことを、心から誇りに思います。
本当にありがとうございました。
これからも湘南ベルマーレの事を応援しています!」
【動画】湘南サポへのメッセージ