今大会に国内組で臨む日本代表は、序盤からゴールショーを披露。まずは4分、MF相馬勇紀(FC町田ゼルビア)からのクロスボールを受けたジャーメインが、胸トラップからミドルシュートを突き刺して先手を取ると、続く10分にも“相馬→ジャメ”のホットラインで追加点。20分にはMF稲垣祥(名古屋グランパス)が豪快なミドルシュートを突き刺すと、直後の22分には流れるようなパスワークで中央を突破し、最後はジャーメインがハットトリック達成となるゴールをゲット。ジャーメインはこれだけでは終わらず、26分にはMF久保藤次郎(柏レイソル)からの折り返しを押し込み、チームの5得点のうち、実に4得点を奪ってみせた。
ジャーメインは前半のみで交代。後半に入ると、日本代表はセットプレーから1点を返されただけでなく、攻撃でも停滞する時間が続いたが、後半アディショナルタイムには途中出場していたFW中村草太(サンフレッチェ広島)が単独突破から左足でゴールネットを揺らし、終わってみれば6-1と大勝。東アジア2連覇へ、好スタートを切った。
試合後、ジャーメインは「周りが良い関わり方をしてくれて、ボールをたくさんくれたので、今日は決定力を見せることができました」とコメント。「自分の持ち味というか、爆発力はあると思っているので、そこは出せたかなと思います」と自らの“特徴”にも触れた上で、「特に数字のところにこだわってやっていた。そこで1つの結果を出せたのは良かった」と4ゴールを奪った自らのパフォーマンスに手応えを示した。
同時に、ジャーメインは「どのような相手でも同じような結果やプレーを見せていかなければならない」と気を引き締める。次節は12日に控えた中国代表とのゲーム。
【ゴール動画】デビュー戦のジャーメインは4ゴール!計6発で日本代表白星発進