日本代表は8日、東アジアE-1サッカー選手権2025の初戦でホンコン・チャイナ代表(香港代表)と対戦し、6-1で快勝した。荒木隼人は3バックの中央に入り、先発フル出場。
5日(土)に行われた明治安田生命J1リーグ第23節から中2日、移動も含むタフな日程の中で初戦を迎えたが「連戦はよくやっていますし、広島だとアウェイも遠いので。そのあたりは大丈夫でした」と充実感もにじませながら振り返った。

 荒木は2022年7月に行われたE-1選手権以来の日本代表入り。実に3年ぶり、代表2キャップ目を飾った。“オール国内組”で臨む今大会、荒木は「普段から一緒にやっていたり、Jリーグもよく見ているので、特徴は分かっている。そこまで苦労はしていない」と話す。香港戦で主役に躍り出たのは広島で同僚のジャーメイン良。日本代表史上4人目のデビュー戦ハットトリック、また95年ぶりにデビュー戦で4得点という離れ業をやってのけた。ジャーメインは今季リーグ戦でここまで4得点。ジャーメインの大暴れに荒木は「ビックリしました。そんなに決められるんかいって思いました(笑)」と笑顔で振り返った。

 前半5得点と大量リードを得たものの、後半はやや停滞。
CKから痛恨の失点を喫してしまった。「一つ手前の選手のマークに一瞬気を取られてしまい、ブロックをかけられてしまった」と荒木。「入ってくる選手だったり、セットプレーの集中力はもっともっと高くしないといけない」と気を引き締め直した。

 失点を悔やんだものの、終わってみれば6得点で快勝スタート。「前回のE-1選手権は大きな経験になりましたし、町野(修斗)選手なんかはワールドカップにつながったので。日本サッカー、日本代表を押し上げていけるようにやっていきたい」と改めて大会連覇に向けて意気込んだ。


【ゴール動画】東アジア制覇を狙う“Jリーグ選抜”が6発













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