クラブW杯準決勝が8日に行われ、チェルシーはフルミネンセと対戦。2日に加入が発表されたばかりのジョアン・ペドロが移籍後初先発出場を果たすと、18分に初ゴールを決めたほか、56分にも追加点を奪い、2-0で勝利を収めた。
この結果、チェルシーは決勝進出を決めただけではなく、約2200万ポンド(約44億円)もの賞金を獲得。これにより、今大会ここまででチェルシーは、参加費に加え、グループステージでの勝利ボーナスや各ラウンドを突破したことにより、総額約8000万ポンド(約159億円)の賞金を獲得したという。
このため、今夏の移籍市場でチェルシーは、J・ペドロやU-21イングランド代表FWリアム・デラップ、同FWジェイミー・バイノー・ギテンスらを獲得しているが、ここまでのクラブW杯の賞金だけで、J・ペドロの移籍金(総額6000万ポンド)とデラップの移籍金(3000万ポンド)の3分の2ほどを賄うことに成功していることが明らかになっている。
なお、13日に行われる決勝ではパリ・サンジェルマン(PSG)とレアル・マドリードの試合の勝者と対戦することになるが、チェルシーはこの試合に勝利すれば、さらに2900万ポンド(約58億円)もの賞金を獲得することができる。
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