日本女子代表(なでしこジャパン)は9日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会・第1節でチャイニーズ・タイペイ女子代表(台湾女子代表)と対戦し、4-0で勝利を収めた。その試合後、滝川結女(アルビレックス新潟レディース)がフラッシュインタビューに登場した。


 WEリーグで活躍する選手中心にフレッシュな顔ぶれとなったなでしこジャパンは、台湾相手に序盤から主導権を握ると、22分に左サイドバックで起用された矢形海優が先制点を奪う。さらに26分には、滝川が追加点を挙げ、2-0で試合を折り返す。後半の立ち上がりには“9番起用”に応えた高橋はながゴール。続く70分、吉田莉胡のクロスがオウンゴールを誘発し4-0に。その後スコアは動かず、なでしこジャパンは完封勝利を収めている。

 試合後、滝川は「この大会、得失点差が大事と試合前に監督からも言われていました」とコメント。「なかなか最初は決まらなかったですが、1点入ってからは自分たちのリズムも作れていたので良かった」と振り返りつつ、「チームメイトのレベルが高いので、自分自身もやりやすさを感じました」と口にした。

 さらに代表デビュー戦でのゴールについては「(高橋)はな選手がニアの方に走り込んでくれていたので、こぼれを狙った感じでした。そこをしっかり決めきれて良かったなと思います」と語り、自身の思い描いた通りのゴールとなったことを明かした。

 次戦は13日韓国女子代表と対戦する。ホスト国との対戦に向けて「自分たちらしく、しっかりボールをつなぐところはつないで、決め切るところを決め切ることができれば、自ずと結果はついてくるかなと思う」と3連覇へ向けて意気込みを示している。

 また、最後には「応援ありがとうございます。
1戦目という大事な試合でしたが、しっかり勝ちきれたのは良かったです。次戦も応援よろしくお願いします」と感謝の言葉を述べ、インタビューを締めくくった。
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