インテルはトルコ代表MFハカン・チャルハノールに対し、今夏の移籍市場で7月30日までに自身の去就を確定させることを求めたようだ。9日、イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。


 31歳のチャルハノールは、インテルとの現行契約が2027年6月まで残されているものの、ガラタサライへの移籍が噂されている。現在、同選手は負傷中でアメリカ合衆国で行われたFIFAクラブワールドカップ2025には出場できなかったが、キャプテンのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが「残りたい者は残るべきであり、そうでない者はクラブを去るべきだ」と発言。それに対し、チャルハノールも反論したことで、後味の悪いシーズン終了となっていた。

 今回の報道によると、インテルはチャルハノールの代理人であるゴードン・スティピッチ氏に対し、新天地を望むのであれば7月末までに探すよう求めた模様。この期日を過ぎた場合には、2025-26シーズンも引き続きインテルに残留することになるという。

 また、同メディアはチャルハノールがインテル首脳陣と今後の去就について話をしておらず、現時点で正式な退団希望も伝えていないと報道。一方で、チャルハノールはトルコの名門ガラタサライから年俸1000万ユーロ(約16億円)のオファーを受け取ったとも指摘している。

 そしてインテルは、同選手の移籍金を安価に設定するつもりはなく、2500万ユーロ(約40億円)から3000万ユーロ(約48億円)を要求するだろうと見込まれている。
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