トッテナムはブレントフォードに所属するコンゴ民主共和国代表FWヨアヌ・ウィサの獲得に関心を示しているようだ。9日、イギリス『スカイスポーツ』など複数メディアが報じている。


 トッテナムは今夏、2シーズン指揮を執ったアンジェ・ポステコグルー前監督を解任し、ブレントフォードからトーマス・フランク監督を新指揮官として迎え入れた。今夏の移籍市場では、レンタル移籍で加入していたU-21フランス代表FWマティス・テルとオーストリア代表DFケヴィン・ダンソの完全移籍への移行が決定したほか、川崎フロンターレから日本代表DF高井幸大を獲得するなどしている。

 現在はアタッカーの補強を画策しており、ウェストハムに所属するガーナ代表FWモハメド・クドゥスが獲得候補に挙がっている。そんななか、ブレントフォードのウィサにも関心を示している模様。報道によると、ブレントフォードは、トッテナムからの関心を認識しているものの、両クラブ間の交渉には至っていないことが伝えられている。

 また、ブレントフォードはカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの退団の噂もつきまとっており、今夏に2人の攻撃の軸が退団するのは何としても避けたいと考えているという。同クラブはムベウモの移籍金として6500万ポンド(約128億円)を求めていることが報じられているが、ウィサの現行契約は2026年6月までとなることから、その金額よりも安価で獲得できる可能性があると指摘されている。

 そして、イギリス『BBC』は「ウィサはトッテナム移籍に前向きだ」とし、同選手がトーマス・フランク監督との再会を望んでいることを伝えている。 
 
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