今大会から32チーム制、そして4年に1度の開催と大幅に生まれ変わったクラブW杯は、6月19日に開幕。
グループDに組み込まれたチェルシーは、第2節でフラメンゴ(ブラジル)に1-3で敗れたものの、ロサンゼルスFC(アメリカ)とエスペランス(チュニジア)には勝利し、2勝1敗の成績で2位通過を果たす。決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)では、雷雲が接近した影響で試合が約2時間中断するアクシデントにも見舞われながら、延長戦の末にベンフィカ(ポルトガル)を4-1で撃破。準々決勝ではパルメイラス(ブラジル)を2-1で下し、準決勝進出を果たした。
8日に行われた準決勝では、フルミネンセ(ブラジル)と激突。大会期間中に移籍加入が発表されたジョアン・ペドロが、古巣相手に2ゴールを奪う活躍を見せ、南米勢唯一の希望だったフルミネンセに2-0で勝利。一番乗りで決勝進出を決めていた。
一方で、PSGはグループB第2節でボタフォゴ(ブラジル)に0-1で敗れたものの、アトレティコ・マドリード(スペイン)とシアトル・サウンダーズ(アメリカ)にはきっちりと勝利し、2勝1敗で首位通過。ラウンド16ではインテル・マイアミ(アメリカ)を4-0で粉砕すると、準々決勝では2名の退場者を出す“死闘”の末、バイエルン(ドイツ)を2-0で破った。
9日に行われた準決勝では、レアル・マドリードと対戦。序盤の6分、相手のミスを見逃さなかったウスマン・デンベレの素早い切り替えから、ファビアン・ルイスが先制点を奪うと、続く9分にもレアル・マドリードのミスからデンベレが追加点。
そんな両チームが激突する決勝戦は、日本時間で7月14日の4:00(13日の28:00)にキックオフを迎える。
【ゴール動画】PSGが圧巻4発でマドリーを粉砕