インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)で4試合連続複数ゴールという新記録を打ち立てた。9日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 MLS・イースタンカンファレンス(東地区)第23節が行われ、インテル・マイアミは敵地でニューイングランド・レボリューションと対戦した。試合は27分、ボックス内で相手のパスミスを拾ったメッシがネットを揺らし、インテル・マイアミが先制に成功。38分にはセルヒオ・ブスケツのスルーパスにメッシが抜け出すと、左足で冷静に流し込んで追加点をマークする。その後、80分に1点を返されたものの、インテル・マイアミが2-1で勝利。リーグ戦4連勝を飾り、3試合未消化ながら5位へと浮上した。

 今年6月に38歳となったメッシは、ニューイングランド・レボリューション戦でMLS5試合連続ゴールを記録。さらに、4試合連続の複数ゴールも達成し、アメリカの地で未だ衰えを感じさせないパフォーマンスを披露する“神の子”が、MLS史上初となる偉業を成し遂げた。

 試合後、インテル・マイアミを率いるハビエル・マスチェラーノ監督は、「私はいつも言っているが、レオ(メッシ)は特別な選手だ。私にとっては、このスポーツの歴史上で最も偉大な選手である」とコメント。「本当に信じられない。彼は何年か前には考えられなかったようなことを、今でもやり続けている。結局のところ唯一無二の存在であり、彼を獲得できたのは幸運だ」と称賛している。


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