サンダーランドは10日、ブライトンからコートジボワール代表FWシモン・アディングラを獲得したことを発表した。

 現在23歳のアディングラは、デンマークのノアシェランでプロキャリアをスタート。
2022年6月にはブライトンと4年契約を締結し、1年目はベルギーのユニオン・サン・ジロワーズにレンタル移籍を経験した。すると、公式戦51試合に出場して14ゴール13アシストを記録。昨季からブライトンに復帰を果たし、ここまでの2年間で公式戦73試合出場12ゴール5アシストをマークした。

 今季のチャンピオンシップを4位で終え、プレーオフを制してプレミアリーグ昇格を決めたサンダーランド。9シーズンぶりのトップリーグ復帰を決めた同クラブは、今夏の移籍市場で多額の資金を投じながら積極補強を行なっており、今回6人目の新戦力となるアディングラの加入が決定した。

 サンダーランドの発表によると、アディングラとの契約期間は5年間。イギリスメディア『スカイ』は、移籍金を合計2050万ポンド(約41億円)と報じている。なお、同選手の獲得により、サンダーランドの今夏の総支出額は1億ポンド(約197億円)を突破したと見込まれる。

 サンダーランドに加わったアディングラは、クラブ公式サイトを通じて以下のように意気込みを語った。

「ここに来られて本当に光栄だ。早くプレーを始めたくて待ちきれない。このクラブとプロジェクトは本当に魅力的だ。
関係者たちと話をしたが、彼らが僕に強い関心を持ってくれていたことで、決断はとても簡単だった。サンダーランドの未来を担いたかったんだ。プレミアリーグでプレーすることは子どもの頃からの夢だったから、その夢を実現し続けられるのが本当に嬉しい。大きなチャレンジが待っている。トップ選手たちや強敵たちと対戦することになる。それでも僕はその準備ができている」
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