プレミアリーグのトッテナムが、ノッティンガム・フォレストに所属するイングランド代表MFモーガン・ギブス・ホワイトの獲得に迫っているようだ。10日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。


 今季のプレミアリーグを17位で終え、6月にアンジェ・ポステコグルー監督の解任を発表したトッテナム。来季の復活を目指してトーマス・フランク新監督を迎え入れた同クラブは、現時点で川崎フロンターレから日本代表DF高井幸大、ウェストハムからガーナ代表FWモハメド・クドゥスの獲得を発表済みだ。また、シーズン途中よりレンタル加入していたU-21フランス代表FWマティス・テル、オーストリア代表DFケヴィン・ダンソの完全移籍移行が決まったほか、ハイドゥク・スプリトから18歳のクロアチア代表DFルカ・ヴシュコヴィッチの合流も予定している。

 そんななか、着々と補強を進めるトッテナムがギブス・ホワイトの獲得を画策中である模様。『テレグラフ』によると、ノッティンガム・フォレストとギブス・ホワイトの間に存在する6000万ポンド(約119億円)の契約解除金を支払う意向を示しているという。なお、同紙は両クラブ間での交渉が継続中であると報じつつ、トッテナムとの契約の可能性が高まっていると指摘。11日にメディカルチェックを受ける見通しと主張した。

 現在25歳のギブス・ホワイトはウルヴァーハンプトンの下部組織出身で、2017年に17歳でトップチームデビューを飾った。以降はスウォンジーとシェフィールド・ユナイテッドへのレンタル移籍を挟み、2022年8月にノッティンガム・フォレストへと完全移籍。1年目から出場機会を掴むと、ここまでの3年間で公式戦118試合出場18ゴール26アシストを記録している。
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