横浜FCは11日、モンテディオ山形からMF髙江麗央を完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイト上で発表した。
1998年6月27日生まれの髙江は、現在27歳。
東福岡高等学校2年次に全国高校サッカー選手権大会優勝に貢献すると、2017シーズンよりガンバ大阪に入団した。2020シーズンにはFC町田ゼルビアに期限付き移籍。2021シーズンからは完全移籍に移行し、2023シーズン途中まで同クラブに在籍した。
2023年7月には山形へ完全移籍で加入。山形ではこれまで公式戦通算72試合に出場して3ゴール13アシストをマークしていた。
横浜FCのクラブ公式サイトには、次のように髙江のコメントが掲載されている。
「この度、モンテディオ山形から加入させていただくことになりました。髙江麗央です。横浜FCという素晴らしいクラブの一員になれることを幸せに思います! このチームの力になれるように日々満足することなく努力します! これからよろしくお願いします!」
また、山形のクラブ公式サイトには、次のように髙江の惜別のコメントが掲載されている。
「この度、横浜FCに移籍する事を決断しました。まずはこのタイミングでチームから離れる事を申し訳なく思っております。ここまで一緒に戦ってきた仲間。
僕を成長させてくれたモンテディオ山形。そして大好きな山形県から離れる事は簡単な決断ではありませんでした。チームの目標に貢献する事ができず、自分自身すごく責任を感じていますし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分のキャリアを考えた時に目標としていたJ1という舞台でもう一度チャレンジしたいと思いました。こうしてチャンスをいただけたのも僕を成長させてくれたこのモンテディオ山形、監督スタッフ、チームメイト、そしてどんな状況でも常に熱い応援をしてくださっていたファン・サポーターの皆さんのおかげだと心から思っています。この先のモンテディオ山形の飛躍を心から願っていますし、自分自身も責任と覚悟を持って、皆さんに活躍が届くように日々努力していきたいと思います。これからも応援していただけると嬉しいです。モンテディオ山形の一員として戦えて本当に幸せでした。2年間本当にありがとうございました!」
横浜FCは、現在明治安田J1リーグで18位(5勝4分14敗)。J2降格圏内に沈んでおり、残留ラインの17位・湘南ベルマーレとは勝ち点「4」差だ。J1残留を果たすうえで、髙江の補強は中盤の戦力アップにつながることが予想される。