かつて中村俊輔氏や古橋亨梧(現:バーミンガム)らが活躍し、現在も前田大然と旗手怜央が所属するなど日本人にも馴染み深いスコットランドの名門セルティックは、今夏にアルビレックス新潟からDF稲村隼翔を獲得。さらには今年1月に退団した古橋の後釜となるストライカーの補強を画策しており、川崎Fで活躍中の山田に関心を寄せていることが明らかになっている。
この度『スカイスポーツ』が報じたところによると、すでにセルティックは150万ポンド(約3億円)の移籍金を支払うことで川崎Fと合意に達している模様。山田は現在、日本代表の一員として韓国で開催中の東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会に参加しているが、大会終了後のメディカルチェックが予定されており、移籍が成立する見通しとなっているようだ。
2000年5月30日生まれで現在25歳の山田は川崎Fの下部組織出身で、桐蔭横浜大学を経て2023年にトップチームへ加入した。ここまで公式戦通算121試合出場32ゴール9アシストという成績を残しており、2024明治安田J1リーグでは得点ランキング3位タイの19ゴールを挙げた。E-1選手権初戦のホンコン・チャイナ(香港)戦では後半開始からピッチに立ち、日本代表デビューを飾っている。
来たる2025-26シーズンはスコティッシュ・プレミアシップ(国内リーグ)5連覇を目指すセルティックだが、今夏2人目の日本人選手獲得が濃厚となっているようだ。