UAEプロリーグのディッバFCは10日、アル・ワスルからDF内野貴史がレンタル移籍加入することを発表した。レンタル期間は2025-26シーズン終了までの1年間となっている。


 2001年3月7日生まれで現在24歳の内野はジェフユナイテッド千葉の育成組織出身で、2018年にドイツへと渡り、2020年9月にアーヘンでトップチームデビューを飾った。両サイドバック(SB)や守備的MFをこなすユーティリティ性を武器に定位置を確保すると、2021年夏にデュッセルドルフのセカンドチームに加入。2022年10月にはプロ契約を締結し、トップチームでは公式戦通算27試合出場1ゴールという成績を残した。
 
 U-23日本代表の一員として昨年のパリオリンピックで1試合に出場すると、大会終了後にはアル・ワスルと3年契約を締結。UAEでの初年度はUAEプロリーグで10試合出場1アシスト、リーグカップで3試合出場、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)で4試合出場という成績を残した。

 内野がレンタル加入するディッバFCは2022-23シーズンのUAEプロリーグを13位で終えて降格したが、昨シーズンのUAEファーストディヴィジョンリーグ(2部)を勝ち点「56」の2位で終えて昇格。来たる2025-26シーズンはトップリーグ復帰初年度となる。
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