サウサンプトンに所属するMF松木玖生が、同クラブで実戦に初出場した。

 青森山田高校時代から将来を嘱望されていた松木は、即海外挑戦の噂もあったなかFC東京でプロデビューを飾り、2024年夏にサウサンプトンへの完全移籍が決まった。
ただ、ビザの問題で即加入とはならず、そのまま姉妹クラブのギェズテペに期限付き移籍。トルコで公式戦34試合に出場して6ゴール5アシストと結果を残し、今夏からサウサンプトンに合流した。

 昨季のプレミアリーグで惨憺たる結果に終わり1年で2部降格したサウサンプトンは、スタッド・ランスやRCランスなどを率いた青年指揮官ウィル・スティル監督を招へい。新体制のプレシーズン初戦でイーストリー(5部)と対戦し、日本代表DF菅原由勢と松木は後半から出場した。

 サウサンプトンは開始2分に先制を許したものの、前半アディショナルタイムにPKで追いつき同点で折り返す。後半は押し込む時間が続くなか、75分に松木も絡んで中央でパスを繋ぎ、キャメロン・アーチャーが逆転ゴールをマーク。その後、松木にも複数回シュートチャンスが訪れたが、相手GKの好セーブや相手DFのブロックに阻まれて得点は奪えず、試合は2-1のまま終了した。

 サウサンプトンはこの後、エスパニョールやブライトンとのプレシーズンマッチを予定。2025-26シーズンのチャンピオンシップは8月9日に開幕し、サウサンプトンは昇格組のレクサムと対戦する。


【ハイライト】松木玖生が積極アピール イーストリーvsサウサンプトン

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