現在24歳のロドリゴは、2019年夏にサントスからレアル・マドリードに加わり、多くのタイトル獲得に貢献。これまで公式戦270試合に出場し、68ゴール51アシストを記録している。2024-25シーズンの終盤戦、パフォーマンスが低下したことで、今夏の退団の可能性浮上。FIFAクラブワールドカップ2025(クラブW杯)から指揮を執るシャビ・アロンソ監督に存在をアピールするべく、大会に臨んだが6試合中3試合で出場機会が訪れず、個人としても満足のいく結果とはならなかった。
今夏の移籍市場では、ウイングの補強を画策するアーセナルやバイエルンがロドリゴに関心を示していることが伝えられていたが、『アス』によると、コロンビア代表FWルイス・ディアスの移籍が取り沙汰されているリヴァプールもロドリゴに興味を持っている模様。しかしながら、現時点でレアル・マドリードは同選手に対して、いずれのクラブからも正式なオファーを受け取っていないことが伝えられている。
ロドリゴ自身はレアル・マドリードで、出場機会と重要な役割を与えられる限りクラブに留まりたいと考えているようだが、クラブW杯での起用方針を見ると、今夏の去就は依然として不透明なままとなっている。なお、レアル・マドリードはロドリゴの移籍金として1億2000万ユーロ(約204億円)から1億3000万(約222億円)ユーロを求めるとされている。