「サッカー選手であれば、一番やりがいがあるところ。国を背負えるというのは、なかなかないことです。こういう貴重な経験は本当に限られた人間にしかできないこと。一人の人間としてすごいいい経験をさせてもらっている場なので、こういった貴重な経験を無駄にはしたくない。こういうところでしか感じられないものは絶対にあるし、この年齢になってもいろいろと刺激を受けてますね」
“Jリーグオールスター”で構成された今大会の日本代表。チーム立ち上げから一週間が経過し、一体感も日に日に高まっている。植田は「チームに愛情が芽生えたとか、そういう感じじゃないですけどね」と淡々と話したが、今大会は「Jリーグの代表として戦っている」ことを強調した。「僕たちが負ければ『JリーグはKリーグの下だ』と思われることもあると思うんですよね。やっぱりJリーグを代表して来ている。みんなの思いを背負って、明日戦えればと思います」。
韓国代表には鹿島アントラーズでチームメイトのキム・テヒョン、FC町田ゼルビアに所属するナ・サンホとオ・セフンがいる。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)