今夏の移籍市場におけるプレミアリーグの総支出額が、昨季に比べて増加する見込みのようだ。14日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 リヴァプールの優勝で2024-25シーズンが終了し、現在は来季に向けた移籍市場が熱を帯びているプレミアリーグ。各クラブが着々と補強を続けており、今夏の移籍市場で支出された移籍金の総額は12億ポンド(約2380億円)を突破した。さらに、アーセナルへの移籍が噂されるスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティング)など、今後もトッププレーヤーのイングランド上陸が予想されるため、金額のさらなる上積みが見込まれる。

 こうしたなか、『BBC』は今夏の移籍市場におけるデータを紹介。ノッティンガム・フォレストからニューカッスルに加わったスウェーデン代表FWアンソニー・エランガの移籍金を、今夏で上位6番目となる5500万ポンド(約109億円)以上と報じた。なお、この金額は昨夏のプレミアリーグにおいて最高額だったイングランド代表FWドミニク・ソランケ(トッテナム)の移籍金に匹敵、あるいはそれを上回っている可能性もあるという。

 また、リーグ全体の総支出額12億ポンド(約2380億円)は、現時点で昨夏の総支出額19億8000万ポンド(約3851億円)の約60パーセントに到達。今夏の移籍市場はまだ約1カ月半残されており、FIFAクラブワールドカップ2025の閉幕を受けて取引きが本格化することが予想されるため、今後さらに支出額が増加することが推察される。
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