2022年大会に続く連覇を目指す日本代表は、今大会の初陣でホンコン・チャイナ代表に6-1と大勝。中国代表との第2節も2-0で勝利し、連勝を記録しながら韓国代表戦へと臨んだ。試合は立ち上がりの8分にジャーメイン良の今大会5点目で日本代表が先制。以降は圧力を強める相手に押し込まれる時間が続いたものの、守備陣を中心に体を張って攻撃をシャットアウトする。結局、そのまま1-0でタイムアップを迎え、“日韓戦”を制した日本代表がE-1選手権連覇を達成した。
試合を振り返った垣田は、「前半は基本的に相手陣地でプレーすることができて、後半は相手がパワープレーをしてきた」と内容を分析。「そういった中で押し込まれたりする時間もあったんですけど、前半にもっとアドバンテージをうまく使いながら試合ができたんじゃないかなと思う」と反省を口にしている。
また、自らのランニングから空いたスペースで生まれた先制点については、「誰かがあそこでニアに走らないとゴールは生まれないと思うし、走れる選手が走るべきだと思っているので、そういった役割ができたのはよかった」とコメント。大会を通じた自身のパフォーマンスに対しては、「今、自分がやっていることは出せたと思う」と述べた一方、「まだまだ足りない部分も浮き彫りになったので、そういった部分で総括すると、まだまだ成長できるというのを感じている」と伸び代を実感したようだ。
今大会の日本代表は優勝という結果で解散となるが、「今日とかも本当にすごく良い雰囲気で試合に入っていますし、試合が終わった後もすごく良い雰囲気で、すごい良いチーム。早く解散となってしまうのは寂しい」と胸の内を吐露。前日に28歳の誕生日を迎えたストライカーは、「昨日みんなにおめでとうと言ってもらって、それも含めていい経験、いい思い出になったなと思う」と東アジアE-1サッカー選手権を総括した。
【ゴール動画】決勝点を生んだ垣田のランニング!