マンチェスター・ユナイテッドがカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得でブレントフォードと合意に至ったようだ。イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』などが伝えている。


 現在25歳のムベウモは、出身国であるフランスのトロワでプロキャリアをスタート。トップチームデビューの翌年には、当時チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦っていたブレントフォードに580万ポンド(約11億円)で完全移籍すると1年目から主力として攻撃陣を牽引。ここまでの在籍6年間で公式戦通算242試合で70ゴール51アシストをマークし、2024ー25シーズンはプレミアリーグで得点ランキング4位タイの20ゴールを記録していた。

 今夏の移籍市場ではウルヴァーハンプトン(ウルブス)からブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得。さらなる前線の補強を画策し、幾度となくムベウモへのオファーを敢行。6月初旬に総額5500万ポンド(約110億円)のオファーをブレントフォードに拒否されると、6月末には6250万ポンド(約124億円)で2度目のオファーも拒否。しかし、6500万ポンド(約129億円)+500万ポンド(約10億円)の総額7000万ポンド(約139億円)のオファーで合意に至ったという。

 ルベン・アモリム監督が率いるユナイテッドは、22日にプレシーズンを過ごすアメリカへと出発。『BBC』によれば、出発前にメディカルチェックを受ける可能性があるとのことだ。

 ユナイテッドは2024-25シーズンのプレミアリーグをクラブ史上最低の15位で終え、復活を目指すシーズンに。ムベウモはチームの復活に大きな影響を与えられるか注目だ。
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