元オランダ代表のウェズレイ・スナイデル氏が、バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルに称賛と忠告を送った。23日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が、カタールメディア『Winwin-allsports』のインタビューを引用して伝えている。


 現在18歳のヤマルは、6歳でバルセロナの育成組織に入団。2023年4月にクラブ史上最年少記録を塗り替える15歳9カ月16日でトップチームデビューを飾った。同年9月にはEURO2024予選を戦うスペイン代表に史上最年少の若さでメンバー入りし、新たな最年少出場記録と最年少得点記録を樹立。次々と歴史的な記録を塗り続ける“神童”はバルセロナを牽引する主力選手へと成長し、2024-25シーズンは公式戦55試合出場18ゴール21アシストをマークしながらクラブを国内3冠に導いた。

 そんなヤマルについて、現役時代にレアル・マドリードやインテルなどで活躍したスナイデル氏が言及。「ラミンが集中力を維持して誘惑を避けることができれば、きっとトップに到達できる」と同選手が持つ能力を絶賛。その一方で、「彼には並外れたポテンシャルがあるが、まだ非常に若い。才能は一つの要素にすぎず、決意と規律こそが重要なんだ」と自身の豊富な経験からアドバイスを送っている。
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