バルセロナに所属するドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは24日、自身のSNSアカウントで背中の手術を受けることを発表した。

 現在33歳のテア・シュテーゲンは、2014年夏にボルシアMGからバルセロナに加入。
2016年夏以降は正守護神としてゴールマウスを守り続けていたが、昨シーズンは9月に右ヒザを負傷して長期離脱。シーズン終盤に復帰したが、公式戦の出場は9試合にとどまるなど、不本意なシーズンを過ごしていた。

 昨夏から主将に就任したテア・シュテーゲン。しかし、バルセロナは今夏の移籍市場でスペイン人GKジョアン・ガルシアを獲得し、元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの契約を2027年夏まで延長。FIFAワールドカップ26が来年に開催されるという状況で、激しい正GK争いに身を置く見通しとなっている。

 こうしたなか、テア・シュテーゲンは自身のSNSアカウントで「今日は僕にとって辛い日だ。身体的にも運動能力も良好な状態だが、残念ながら痛みから解放されたわけではない」とコメント。「バルセロナのメディカルチームや外部の専門家と綿密に協議した結果、最も早く、安全に完全回復する方法は背中を手術することだと判断した」と、手術に踏み切った理由を説明した。

 そして、「今回、医師はリスクを避けるために約3カ月間が必要だと判断した」と離脱する期間を明らかにし、次のように心境を語った。

「この時期にチームを支えることができないのは、精神的にとても辛い。幸運にもリハビリは順調で、復帰への道筋も明るい。回復の状況は引き続き報告する。
そして、いつも僕を支えてくれたサポーターの皆さんに心から感謝したい。心配しないで。必ず復帰する! マルクより」
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