“得点源”のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの去就が不透明となっているニューカッスルは、ストライカーの補強に向けた動きを強めており、現在はシェシュコが主要なターゲットに浮上。ライプツィヒとのクラブ間交渉にも臨んでおり、現地時間2日には固定費7500万ユーロ(約128億円)に500万ユーロ(約8億円)のボーナスを加えた総額8000万ユーロ(約136億円)を提示したことが明らかになっている。
今回の報道によると、ライプツィヒとの協議を進めているニューカッスルだが、入札額を引き上げたとのこと。新たなオファーは固定費8000万ユーロ(約136億円)に1000万ユーロ(約17億円)の追加費用を加えた総額9000万ユーロ(約153億円)のパッケージだという。ニューカッスルとライプツィヒは良好な関係性を築いているが、シェシュコ本人は決断を下しておらず、去就は依然として不透明なようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏やドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、マンチェスター・ユナイテッドもシェシュコへ関心を寄せ続けており、ライプツィヒと支払い可能な金額について協議を行なっていると指摘。既存戦力の売却が前提となるものの、シェシュコ本人が加入を希望した場合には、正式なオファーを提示する見込みと伝えている。
現在22歳のシェシュコは2023年夏にザルツブルクからライプツィヒへ完全移籍加入し、ここまで公式戦通算87試合で39ゴール8アシストをマーク。加入初年度からブンデスリーガで二桁得点を達成すると、昨シーズンも公式戦45試合出場21ゴール6アシストという成績を残した。