4日に『アンフィールド』にて行われた、リヴァプールとアスレティック・ビルバオによるダブルヘッダー形式のプレシーズンマッチ。
またスペイン紙『マルカ』よると、アルネ・スロット監督は、ジョッタ氏の一件を通して、フットボール界全体の結束力を改めて実感したことを明かしたようだ。日本と香港を回ったアジアツアーを始めとする、これまでのプレシーズンマッチと、同氏が亡くなってから最初の『アンフィールド』での実戦となったアスレティック・ビルバオ戦においても、多くの愛情が示されたわけだが、同指揮官は「ディオゴの死は、我々に大きな衝撃を与えた。そのなかで最も重要だったことは、フットボール界、そしてもちろん、リヴァプールのコミュニティが示した愛と配慮だ」とした上で、「アンフィールド、AXAトレーニングセンター、プレストン・ノース・エンド、そして香港と日本での最近のツアーにおいて、ディオゴが私たち全員にとってどれほど大切だったのかを、そして私たちのファンがどれほど結束しているのかを実感することができた」と振り返っている。
なお試合は、リヴァプールが1本目を4-1で、MF遠藤航が出場した2本目を3-2で制している。
【追悼】20分に『アンフィールド』が偲ぶ