現在23歳のF・シルヴァは、ポルトガルの名門ポルトの下部組織出身。17歳でトップチームデビューを飾ると、2020年夏にウルブスへ完全移籍を果たした。しかし、イングランドの地では思うような結果を残せず、2022年夏以降はアンデルレヒトやPSVへレンタル移籍し、2024-25シーズンはスペインのラス・パルマスでプレー。同クラブでは公式戦25試合に出場し、10ゴール3アシストを記録した。
ウルブスとの現行契約が2026年6月までとなるF・シルヴァは、今後の去就が不透明となっており、ウルヴスも移籍金を得られる今夏の売却を視野に入れている模様。『スカイスポーツ』によると、同選手に対してはローマを関心を示していたようだが、ドルトムントが5年契約のオファーを提示したという。
クラブ間交渉は今週に開催されるようで、ウルブスは最低でも2000万ユーロ(約34億円)の移籍金を求めるいるようだ。ドルトムントではギニア代表FWセール・ギラシがエースとして君臨しているが、同選手の負担を軽減できる選手としてF・シルヴァに白羽の矢を立てたようだ。
また、ドルトムントはアルゼンチン代表MFファクンド・ブオナノッテにも関心を示していることが伝えられている。