ライプツィヒは、スロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコに対するニューカッスルとマンチェスター・ユナイテッドからの届いたオファーについてクラブ内で議論しているようだ。5日、イギリス『スカイスポーツ』が報じている。


 ニューカッスルは現在、エースのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの去就が不透明となっている。そのため前線の補強を模索しており、ブレントフォードのコンゴ民主共和国代表FWヨアヌ・ウィサや、チェルシーのセネガル代表FWニコラス・ジャクソンに関心を示している。中でもライプツィヒのシェシュコ獲得へ本腰を入れており、4日には、総額9000万ユーロ(約153億円)のオファーを提示したことが報じられている。

 また、マンチェスター・ユナイテッドもストライカーの獲得を目指し、シェシュコをリストアップ。数日前には代理人を通じて接触を図ったことが伝えられたが、マンチェスター・ユナイテッドも5日、初期費用7500万ユーロ(127億円)に1000万ユーロ(約17億円)のボーナスを加えた総額8500万ユーロ(約144億円)のオファーを正式に提出という。

 そしてドイツ『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、「マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルはシェシュコと口頭合意に至っている」と伝え、「今後はライプツィヒがどのクラブ合意するかによって、同選手の将来が決まる」と報道。ライプツィヒは現在、クラブ内で両クラブからのオファーを評価していることも伝えられている。

 さらに同メディアは、シェシュコは5日の練習をチームから離れ、屋内でトレーニングを行ったとも報道しており、シェシュコのライプツィヒ退団は迫っているようだ。
編集部おすすめ