現在27歳のD・ルイスは、2016年に母国ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマでプロキャリアをスタート。2017年7月にはマンチェスター・シティに加入したものの、在籍した2年間はレンタル先のジローナでプレーした。2019年7月にアストン・ヴィラへ完全移籍で加わると、5年間にわたり主力として活躍。2024年6月にはユヴェントスに加入し、1年目の2024-25シーズンは公式戦27試合に出場している。
新天地では度重なる負傷の影響もあり、定位置の確保には至っていないD・ルイス。ユヴェントスとの現行契約を2029年6月まで残している同選手だが、今夏の移籍市場ではプレミアリーグからの関心が噂されている。また、セリエA開幕節を約1カ月後に控えるなか、プレシーズン初日のトレーニングを無断欠席したとも報じられており、ユヴェントス退団の可能性はますます高まっている。
そうしたなか、5日にD・ルイスの代理人がノッティンガム・フォレストの幹部と電話会談を行った模様。移籍に向けた具体的な話し合いが進んだと見込まれ、『フットボール・イタリア』は「プレミアリーグの他クラブやサウジアラビアのクラブも関心を示しているが、現時点ではノッティンガム・フォレストが獲得レースで優位に立っている」と主張した。
なお、ノッティンガム・フォレストはレンタルでの獲得を目指しているようで、一定条件のクリアで買い取り義務が発生する形を望んでいるようだ。同メディアは、この移籍全体のコストが3000万ユーロ(約51億円)を超える見通しと指摘している。