エヴァートンは6日、チェルシーからイングランド人MFキアナン・デューズバリー・ホールが加入することを発表した。

 発表によると、エヴァートンはデューズバリー・ホールと2030年6月までの5年契約を結んだとのこと。
移籍金は明らかになっていないが、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、2500万ポンド(約49億円)に最大で400万ポンド(約8億円)のアドオンが加わるという。

 現在26歳のデューズバリー・ホールは、レスターの下部組織育ち。2020年1月にトップチームデビューを果たし、ブラックプール、ルートン・タウンへのローンを経て2021-22シーズンからレスターの主力に定着した。そして昨年7月にチェルシーへ移籍。しかし、新天地では主にカップ戦での起用に限定され、2024-25シーズンはリーグ戦での先発出場が2試合にとどまった。

 デューズバリー・ホールは、クラブ公式サイト上で次のように意気込みを述べた。

「本当に、ここでのキャリアをスタートさせるのが楽しみだ。スタジアムにこうして座っているだけでも信じられないような気分だよ。正直、とてもワクワクしているし、家族も喜んでくれている。僕にとってピッタリのクラブだと思う。モチベーションが上がるし、みんなにアピールして、ここで本当に成功したいという特別な決意も湧いてくるよ」

 また、エヴァートンを率いるデイヴィッド・モイーズ監督は、デューズバリー・ホールの獲得に際し、次のようにコメントした。

「キアナンがエヴァートンへの加入を選んでくれて、とても嬉しく思う。
他のクラブも彼と契約しようとしていたが、彼はエヴァートンでのチャンス、挑戦に興味を持った。キアナンの実力とプレミアリーグでの経験を考えれば、すぐに適応できるだろう。我々は彼と共に仕事ができることを楽しみにしているし、サポーター全員が、彼を支えてくれると信じている」
編集部おすすめ