バーンリーは6日、チェルシーからU-21フランス代表MFレスリー・ウゴチュクを完全移籍で獲得したことを発表した。

 発表によると、バーンリーはウゴチュクと2030年6月30日までとなる5年契約を締結。
移籍金は明らかになっていないが、2000万ポンド(約39億円)を超える金額で合意したことが報じられているなか、イギリスメディア『BBC』は、チェルシーが2023年にレンヌから獲得した際に支払った2320万ポンド(約46億円)と同額程度の移籍金であることを伝えている。

 2004年3月26日生まれで現在21歳のウゴチュクは、190センチメートルのMF。8歳からレンヌの下部組織に所属し、2021年4月に17歳でトップチームデビューを果たした。ボール奪取能力、キープ力の高い中盤として頭角を現し、同クラブでは公式戦通算60試合に出場。2023年8月にチェルシーに完全移籍で加入し、1年の延長オプションも付随する2030年6月30日までとなる7年契約を締結した。

 2023-24シーズンは公式戦15試合に出場したが、昨年8月にサウサンプトンにレンタル移籍となり、公式戦31試合出場で1ゴール2アシストを記録した。レンタル移籍期間の満了に伴い、今夏にチェルシーに復帰したウゴチュクだったが、再び移籍することが濃厚視されていたなか、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたバーンリーに完全移籍で加入することが決定した。

 バーンリーにとっては今夏7人目の新戦力となったウゴチュクは同クラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「バーンリーと契約できて素晴らしい気持ちだ。クラブが僕との契約に興味を持っていると知った瞬間から、プロジェクトについてもっと詳しく知りたくて仕方がなかった。監督と(同郷のDF)マクシム(・エステーヴ)と話をしたけど、2人ともクラブとその方向性に情熱を持っていた」

「クラブが示してくれている野心を考えると、自分のキャリアのこの段階では完璧な移籍だと感じている。ここに来られて本当にワクワクしている。
始まるのが待ちきれないね。プレミアリーグでバーンリーのユニフォームを着るのを本当に楽しみにしている」

 なお、バーンリーはチェルシーからアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤを獲得することも決定的となっており、『BBC』では最大2000万ポンド(約39億円)に到達する可能性のある移籍金で合意していることが伝えられている。
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