現在33歳のエリクセンは、アヤックスの下部組織から2010年にトップチームへと昇格。エールディヴィジ3連覇の原動力となると、2013年8月にトッテナムに移籍を果たした。在籍した7シーズンで公式戦305試合出場69ゴール82アシストを記録し、クラブのチャンピオンズリーグ(CL)準優勝などに貢献。2020年1月にインテルへと加入するが、翌年6月のEURO2020で試合中に心停止で倒れ、病院に搬送されてしまう。それでも植え込み型除細動器(ICD)の装着手術を受けて復帰し、ブレントフォードを経て2022年7月からマンチェスター・ユナイテッドでプレー。今夏の契約満了に伴い、同クラブを退団した。
マンチェスター・ユナイテッド退団前から数多くのクラブによる関心が噂されてきたエリクセン。現在はフリーとなったことで去就に関する報道が増加している状況だ。特に熱視線を送ってきたとされるのが、3シーズン連続の昇格でイングランド5部リーグからチャンピオンシップに到達したレクサムだった。しかし、同選手の代理人であるマーティン・シューツ氏は、「非常に印象的なプロジェクト」とレクサムからのオファーを評価した一方、「クリスティアンはまだ1部リーグでプレーすることを望んでおり、彼は絶対に西ヨーロッパにとどまりたい」とコメント。エリクセンがトップリーグでのプレーを希望していることを明らかにしていた。
そうしたなか、新シーズンからプレミアリーグに復帰するバーンリーがエリクセンの獲得を画策している模様。