パリ・サンジェルマン(PSG)は9日、リールからフランス代表GKリュカ・シュヴァリエを完全移籍で獲得したことを発表した。

 発表によると、PSGはシュヴァリエと2030年6月30日までとなる5年契約を締結。
移籍金は明らかになっていないが、フランス紙『レキップ』によると、PSGは4000万ユーロ(約69億円)を支払った模様で、契約に含まれるボーナスがすべて達成された場合には最大5500万ユーロ(約95億円)に達する可能性があり、同選手はフランス人史上最高額のGKになったことが伝えられている。

 現在23歳のシュヴァリエはリールの下部組織出身で、2021-22シーズンにはヴァランシエンヌへのレンタル移籍を経験した後、2022年9月にトップチームデビューを果たした。2024-25シーズンは公式戦48試合に出場するなど、クラブ通算では127試合に出場。また、2024年11月からフランス代表に招集されているものの、これまでまだ出場機会は訪れていない。

 移籍が決定したシュヴァリエはPSGのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「僕は夢を叶え続けている子どもだ。幼い頃から最高レベルでプレーしたいと思っていた。ナセル・アル・ケライフィ会長、ルイス・カンポス氏、ルイス・エンリケ監督、コーチの皆、そして僕をパリ・サンジェルマンに連れてくるために尽力してくれたすべての人に感謝している。ここに来ることができて本当に嬉しい。情熱と野心を込めてこのユニフォームを着ていく」
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