スポルティングでの2年間で公式戦通算102試合出場97ゴール28アシストという驚異的な数字を残したギェケレシュは、今夏にアーセナルへ完全移籍加入。移籍金は出場試合数や得点関与数、チャンピオンズリーグ(CL)出場権などによって変動する追加費用を含めると最大総額7600万ユーロ(約131億円)になると報じられているほか、背番号「14」を着用することでも大きな注目を集めている。
そんなギェケレシュは9日に行われたプレシーズン最終戦のアスレティック・ビルバオ戦に先発出場すると、33分にマルティン・スビメンディのクロスに頭で合わせて先制点をマーク。アーセナル加入後、初ゴールを挙げた。なお、試合はその後、ブカヨ・サカとカイ・ハヴァーツが追加点を挙げ、3-0でアーセナルが勝利を収めている。
試合後、プレシーズンながら初ゴールを挙げたギェケレシュについて聞かれたアルテタ監督は「彼のプレーはすべて本能によるものだ。だからこそ、ここ数シーズン、これほど多くのゴールを奪ってきたのだ。彼のゴールと脅威は素晴らしい」と賛辞を送りながら、次のように続けた。
「彼は両センターバックを釘付けにすることができる。一対一でスペースが空いた瞬間にはあっさりと崩してしまう選手でもある。私たちにも多くのスペースを作ってくれると思う。どんな瞬間、状況でもゴールを決められる選手だしね」
「あの初ゴールはとても重要で、彼のゴールの決め方も本当に素晴らしかった。
【動画】ギェケレシュが初ゴールをマーク!