アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、スウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュに賛辞を送った。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 スポルティングでの2年間で公式戦通算102試合出場97ゴール28アシストという驚異的な数字を残したギェケレシュは、今夏にアーセナルへ完全移籍加入。移籍金は出場試合数や得点関与数、チャンピオンズリーグ(CL)出場権などによって変動する追加費用を含めると最大総額7600万ユーロ(約131億円)になると報じられているほか、背番号「14」を着用することでも大きな注目を集めている。

 そんなギェケレシュは9日に行われたプレシーズン最終戦のアスレティック・ビルバオ戦に先発出場すると、33分にマルティン・スビメンディのクロスに頭で合わせて先制点をマーク。アーセナル加入後、初ゴールを挙げた。なお、試合はその後、ブカヨ・サカとカイ・ハヴァーツが追加点を挙げ、3-0でアーセナルが勝利を収めている。

 試合後、プレシーズンながら初ゴールを挙げたギェケレシュについて聞かれたアルテタ監督は「彼のプレーはすべて本能によるものだ。だからこそ、ここ数シーズン、これほど多くのゴールを奪ってきたのだ。彼のゴールと脅威は素晴らしい」と賛辞を送りながら、次のように続けた。

「彼は両センターバックを釘付けにすることができる。一対一でスペースが空いた瞬間にはあっさりと崩してしまう選手でもある。私たちにも多くのスペースを作ってくれると思う。どんな瞬間、状況でもゴールを決められる選手だしね」

「あの初ゴールはとても重要で、彼のゴールの決め方も本当に素晴らしかった。
新しい選手たちと確かな連携を築き始めている。とても良かった。途中から出場したカイ・ハヴァーツのゴールも素晴らしかったと思う。全員がレベルアップすることは本当に大きな助けになる。なぜなら、そのレベルに達するためには全員がベストを尽くさなければならないからね」


【動画】ギェケレシュが初ゴールをマーク!

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