サンダーランドは10日、コンゴ民主共和国代表DFアルトゥール・マスアクの加入をクラブ公式サイトで発表した。

 マスアクは以前に所属していたベシクタシュを今夏に退団していたため、フリートランスファーでの加入となる。
9シーズンぶりとなるプレミアリーグ復帰を果たしたサンダーランドにとっては、今夏10人目の補強。これまでにコートジボワール代表FWシモン・アディングラやスイス代表MFグラニト・ジャカらを獲得していたなか、プレミアリーグをよく知るベテランも2年契約で“ブラックキャッツ”の一員となった。

 1993年11月生まれのマスアクは、フランス出身の左サイドバック。ヴァランシエンヌでプロデビューを飾り、オリンピアコスやウェストハム、ベシクタシュでもプレーした。2016年夏から2023年夏まで在籍したウェストハムでは、プレミアリーグ通算105試合に出場した。また、チャンピオンズリーグ(CL)通算11試合、ヨーロッパリーグ(EL)通算15試合にも出場するなど、欧州の舞台における経験も豊富だ。

 マスアクは発表に際し、サンダーランドのクラブ公式サイトを通じてコメント。「ここにいることができて、プレミアリーグに戻ることができて、とても楽しみだ。サンダーランドがトップクラブであることは明らかだし、この機会に感謝している。トルコでの3年間は良かったし、今はこの胸躍る新しい挑戦が目の前にある。勝利のメンタリティと喜びをファンに届けたいし、始めるのが楽しみだ」と意気込みを示した。


【公式画像】サンダーランドがマスアクの加入を発表

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