ボーンマスはリールに所属するフランス人DFバフォデ・ディアキテの獲得で合意に達したようだ。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。


 昨シーズン、ボーンマスはアンドニ・イラオラ監督の下、プレミアリーグでボーンマスは9位フィニッシュを果たした。クラブの躍進を支えた中心選手には、今夏の移籍市場で多くのビッグクラブが関心。すでにスペイン代表DFディーン・ハウセンがレアル・マドリードに、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズがリヴァプールに移籍している。さらにウクライナ代表DFイリア・ザバルニーもパリ・サンジェルマンへの加入が間近とされている。

 左サイドバックのケルケズの後釜として、レンヌからフランス人DFアドリアン・トリュフェを獲得したものの、他はGKジョルジェ・ペトロヴィッチの補強とローンバックのみと、センターバック(CB)獲得の必要性に迫られていた。

 そんななか、ボーンマスはリールのディアキテ獲得で合意に達した模様。『スカイスポーツ』によると、移籍金3030万ポンド(約60億円)にボーナス430万ポンド(約8億円)を加えた総額3460万ポンド(約68億円)のパッケージとなるようだ。この移籍金は、2024年夏にポルトからエヴァニウソン獲得に費やした金額に次いで、ボーンマス史上2番目の額となるという。

 現在24歳のディアキテは、トゥールーズの下部組織出身で、2018年12月にトップチームデビュー。2022年夏にリールに完全移籍で加入すると、スタメンの地位を確保。ここまで公式戦112試合に出場している。
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