ミランが、マルセイユに所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオの獲得に向けて交渉を進めているようだ。31日、移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏やイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。


 現在30歳のラビオは、昨年7月に契約満了によりユヴェントスを退団し、昨年9月にマルセイユに加入。昨季はロベルト・デ・ゼルビ監督の下でチームの主力に定着し、公式戦31試合に出場して10ゴール6アシストという成績を残した。

 しかし、15日に行われたリーグアン開幕節のレンヌ戦後、ラビオとイングランド人FWジョナサン・ロウの間で口論が発生。そしてマルセイユは19日に「容認できない行為」があったとして、ラビオとロウの2名を移籍リストに加えたとする異例の声明を発表した。

 これまでもラビオを獲得すると報じられてきたミラン。ロマーノ氏によると、マルセイユは移籍金として1500万ユーロ(約26億円)を要求しており、交渉は現在も進行中とのこと。また、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ラビオがアストン・ヴィラからのオファーを拒否したと伝えており、ミランへの移籍を望んでいるという。


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