アメリカ遠征に臨んでいる日本代表が現地1日にトレーニングを実施。練習終了後、今夏にボルシアMG(ドイツ)からアヤックス(オランダ)に活躍の場を移したDF板倉滉がメディアに対応し、新天地での現状や今回の親善試合に向けた意気込みなどを語った。


 アヤックスデビューを飾った次の試合を欠場し、直近の試合も得点を奪った直後の62分に交代した板倉。自身のコンディションに関しては「ちょっと前にケガというか、軽く気になっていたので、前回は60分、その前は欠場という形にはなりましたけど、逆に良い形で試合に出て調整できている」と述べ、特に大きな問題はないことを強調した。

 また、新天地にアヤックスを選んだことについて問われると、「タイトル争い、優勝争いをしたいというのは強くあった」と説明。さらに、「優勝しないといけないチームだと思うので、そこでやるやりがいやプレッシャーなどを感じながらできているし、それが自分のさらなるレベルアップにつながると思っている」と続け、「まずはアヤックスで地位を確立することで、さらに自分が成長した姿が見えてくる」との考えを口にした。

 これまでの対アジアから、今後はよりレベルの高い相手との試合が増えてくることになるが、板倉は「アジアの時とは違った戦いになると思いますけど、アジアでの戦いと同じような入りをしないといけない。システムどうこうより、まずはそこが大事になってくる」と主張。その上で、ボールを持たれる時間帯の対応などについては「試合までにコミュニケーションをとりながら決めていければ」と語り、「ワールドカップに向けて数少ないテストマッチでもあるし、今回も良い相手と試合ができるので、みんなでコミュニケーションをとりながら大事な試合にしないといけない」との見解を示した。

 約1年後に控えるFIFAワールドカップ26の開催地の1つであるアメリカで臨むメキシコとの国際親善試合は、9月7日(日)日本時間11時キックオフ。NHK総合にて生中継、NHKプラスで同時・見逃し配信、U-NEXTにてリアルタイム配信(有料)・見逃し配信される。
編集部おすすめ