ブレーメンは9月1日、レヴァークーゼンからナイジェリア代表FWヴィクター・ボニフェイスがレンタル移籍加入することを発表した。

 日本代表DF菅原由勢が所属するブレーメンが、前線の核となり得るストライカーの補強に成功した。
レンタル期間は2025-26シーズン終了までの1年間。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、給与の一部をブレーメンが負担することになるという。ボニフェイスは当初ミランへのレンタル移籍が有力視されていたが、メディカルチェックを通過できず、土壇場で破談となっていた。

 現在24歳のボニフェイスはボデ・グリムトやユニオン・サン・ジロワーズを経て、2023年夏にレヴァークーゼンへ活躍の場を移した。加入直後から得点を量産し、2023-24シーズンは長期離脱がありながらも公式戦34試合で21ゴール10アシストを挙げる活躍を見せ、史上初のブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇に大きく貢献。クラブ通算ではここまで公式戦61試合に出場し32ゴール12アシストをマークしている。

 ボニフェイスの加入に際し、ブレーメンを率いるホルスト・ステッフェン監督は「ヴィクターは信じられないほど強靭な肉体を誇る優れたフィニッシャーで、スピードも抜群だ。レヴァークーゼンがタイトルを獲得したシーズンには得点力とプレーの両面で輝きを放った。今シーズン、彼がチームにとって大きな戦力になると確信している」と期待を語った。


【公式発表】ボニフェイスがレヴァークーゼンからブレーメンへ


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